ヨートゥンハイメン国立公園、あまり聞かない名ですが、ノルウェーにはトレッキングコースが無数にあります。その中で最も有名なのがこのベッセゲンリッジ。ヨーロッパの人たちにはかなり有名な所。地元ノルウェーだけでなく、デンマークやドイツ、さらにはウクライナからも来ていました。日本では、海外トレッキングベスト50コース(山と渓谷社)という本に紹介されています。勤続30年記念に頂いた旅行券、どこへ行こうかな?と思っていたところ、妻がこの記事を見つけてきました。今回もネットでいろいろ調べてコースを決めましたが、貰ったのがJTB旅行券だったので、JTBさんと細かく相談をしておきました。日本で手配できるところはお願いし、現地手配で十分な所は自分たちでという組み合わせ。

 

場所はこの辺↓

日程はこちら↓  (交通欄の#14-141などは路線番号です)

  日付 日程 交通機関等 現地時刻
1 7/16
(金)

成田→コペン→オスロ

ベルゲン

 飛行機16時間45分

ベルゲン泊

グランドテルミナス

ベルゲン

SK984

 

SK462

 

SK291

11:40成田発

16:05コペン着
17:30発(1時間遅れ)
18:40オスロ着(同上)
20:15発
21:05ベルゲン着    

2 7/17
(土)

ベルゲン市内観光

ベルゲン泊


フロイエン山、ブリッゲン

など

3 7/18
(日
)

ベルゲン→ソグンダル

 

 

 

 

 

 


ソグンダル泊

クオリティソグンダル

国鉄

 

フロム

 鉄道

 boat

#14-141

bus
#23-516

10:28ベルゲン発
13:20ミュルダル着
13:27発
14:25フロム着
15:30発 
Balestrand行?

    Bergen行きでした
16:30ライカンゲル着
16:35発 Lærdal行き?
   Sogndal行きでした
17:05ソグンダル着

4 7/19
(月)

ソグンダル

イェンデスハイム

 

イェンデスハイム

イェンデスハイム小屋

bus
#144

bus
#560

8:30 ソグンダル発

    Otta行き

12:05バガーモ着
12:55発
14:10
イェンデスハイム着

5 7/20
(火)

ベッセゲン尾根

     ハイキング

イェンデスハイム

boat

8:00イェンデスハイム発

8:35メムルブー着


6 7/21
(水)

イェンデス ハイム→

オスロ

天候不良のためオスロへ

 移動

オスロ泊

コンフォート

 ボルスパルケン

bus

9:40 イェンデスハイム発

14:58オスロ着
7 7/22
(木)

オスロ市内観光

オスロ→

コペンハーゲン

船中泊

DFDS

17:00 オスロ発

 

 

8 7/23
(金)

コペンハーゲン

 市内観光

コペンハーゲン

グランド

 コペンハーゲン


9:30 コペンハーゲン着

ニューハウン、人魚姫、

王宮など

9 7/24
(土)

市内観光

コペンハーゲン→成田

機中泊

 

SK983

ストロイエなど

15:45コペン発

10 7/25
(日)
成田


9:35 成田着

 

7月16日 1日目

空路コペンハーゲン,オスロ,経由ベルゲンへ(約17時間)

飛行機を三つ乗り継ぐ移動です。

 

NEX新宿発8:02-9:28成田11:40-16:05コペンハーゲン18:30(1hr Delay)-19:40オスロ20:15-21:05ベルゲン 

スカンジナビア航空は日曜~金曜までほぼ毎日成田発。

夏の間は週一でベルゲン直行便もあるけど、それはツアー専用。土曜日11:40出発のベルゲン着は15:05、、、

いいなぁ

私たちはまずコペンハーゲンへ向かいます。

私たちのベルゲン到着は21:05。

コペンから直接ベルゲン行きに乗り継ぐと、出発時間の関係でさらに1時間遅くなるので、悩んだあげく2回乗り継ぎを選びました。ツアーの人達より6時間余計に、、(しつこい)

出発して最初の機内食。

日本時間の13:00ころ、遅めの昼食の時間帯

なのでちょうどいい。

スカンジナビア航空の機内食はなかなか良いと評判だけど、寿司にパンにご飯、なかなかすごい組み合わせ!

白ワインを添えてみました。

日本を出て1時間ちょっとでロシアの上空にさしかかり、11時間45分の飛行時間のうち、7-8時間はロシアの上空に。

コペンの乗り継ぎの案内。

英語に日本語、中国語、利用者が増えるにつれ、言葉も増えてきたのかな?

北欧はコペンハーゲンで入国審査を受けると、後は国内線みたいな扱いになります。テクテクと歩いてターミナル内を移動。17:30発オスロ行きのゲートに余裕で到着。が、肝心の飛行機が遅れて到着。 オスロ乗り継ぎの時間がどんどん短くなるよぉ。

オスロからベルゲンへ飛ぶ飛行機はずんぐりしていてかわいい。 

コペン出発が遅れた分、オスロでは、国内線→国内線扱いの乗り継ぎなので、荷物を受け取り、荷物を預け、と走るように移動。ベルゲン行きには最後に乗りこみました。成田からのお酒は持ち込めないので、オスロ乗り継ぎの間に買おうと思っていたけど、その時間もなく、、、。


ベルゲンに着いたら空気がヒヤッとしてました。夏の格好では寒いくらい。

空港からは路線バスで移動(180NOK=¥2,538/二人)。バス停をひとつ乗り過ごし、”ヤバイっ”と思ったけど、結果はこのような景色が見られてよかったかも(笑)。でも、もう夜の10時近く。

公園の一角に、寒そうな男の子の噴水がありました。

アソコも寒そうに、、、。

それにしても、この子どこかで見たような顔だなぁ、(オスロに行って解決)

ホテルに着き、長旅の疲れをシャワーで流し、部屋のミニバーのビールを飲んで、おやすみなさい。

ここは、ホテルのホール。なかなか落ち着いた雰囲気。

 

7月17日 2日目

今日は、時差ぼけ対策も兼ねベルゲン市内でブラブラ。

明日の切符の手配を忘れずに

朝食は、スモーガスボード、所謂バイキング。

チーズ、ハムなどの種類が多く、野菜や果物もたくさん。なにより、パンがおいしい(嬉)

ホテルは駅のすぐ隣。駅前の道から港へ向かいましょう。

ほんの5、6分で、港の近くに出てきます。

道の向い側には、有名な魚市場。

ショーケースにはいろんなエビやカニ、試食もさせてくれます。

お昼には時間が早すぎるので、向こうに見えるフロイエン山に向かうことにします。

正面に見えるのが、フロイエン山に登るケーブルカーの駅。

魚市場から5分くらい。

駅には日本語の案内も。

観光客がたくさん来るってことね。

チケットを買って、バーコードを読み取る穴に差し入れると、改札のバーが開く。チケット代は35ノルウェークローネ、日本円で500円くらい(70NOK=¥987/二人)。クレジットカードで買えます。ちなみにノルウェーでは、水のペットボトル一本でもカードが使える。ただし、機械の読み取りがうまくいかないときもけっこうある(店員の扱いが雑、、、?)ので、2種類以上持った方が無難。

なお、市内の交通や博物館の入場がセットになった「ベルゲンパス」という1日フリーパスみたいなのも売ってるので、そこらじゅう見て回りたい人にはオススメ。

ホームにはきれいな車両が待っています。

出発するとすぐトンネルの外へ。

窓はガラス張りで、周りの景色が良く見える。

すぐに街が見下ろせる高さまで登ってきます。

この看板は、「もうすぐすれちがうよ」ってことかな。

そして山頂駅展望台からの眺め。

港に出入りする船も見える。

ここからは、ハイキングをしながら街に戻ります。

歩き出してすぐ、ブルーベリーがなってます。まだ酸っぱかった、、、。

これは山の上にあった湖。有機物の多い醤油色の水だけど鏡のように美しい。

道端には高山植物。街の裏山にあるのがうらやましい(ダジャレではありません、、、汗)。

とある庭にあった不思議な松。

だいぶ下ってきました。

この立派な家はなんだろう?

もしかしたら、市の迎賓館みたいなものかも、

街中へ戻ると、花嫁さんが車に乗ってました。

こっちを向かなかったのが残念、、、。

魚市場には、サンドイッチやサラダも売ってます。

ただどれも量が多い。小さいサラダとコーヒー(これもカードで、それぞれ80NOK=¥1,128と20NOK=¥846)を買ってお昼ごはん。

雨が降り始めましたが、せっかくなので、世界遺産のブリッゲンにやってきました。

木造の古い建物のせいか、それぞれが右や左、そして前後に傾いている。昔はハンザ同盟という干しダラを扱って富を築いた人達の建物、今はどこもお土産屋さん。

奥は長ぁーい。

昔、干しダラを持ち上げていた手動のクレーンに、たまたま居合わせた子供がぶら下がった。持ち上げてやったら大喜び。何度もせがむので、こちらは大汗、、、。

ハンザ同盟の人はこんな使われ方するとは思っていなかったかも。

向かいの港にはクルーザーがたくさん停泊している。

北欧の平均収入は日本と同じか少ないくらいと聞いたことがある。物価は高いし税金も高い(缶ビール1本千円)のに、クルーザーを持てるって余裕が不思議?

雨も強くなってきたので、いったんホテルに戻ることにしました。

この銅像は誰かなぁ。ベルゲンを開拓した人?

道端のマンホール。ブリッゲンやケーブルカー、博物館などの観光スポット、ハンザ同盟の帆船などが描かれてる。ガイドブックよりわかりやすいかも(笑)

ベルゲンの駅中はこんな感じ。

まっすぐ行くと正面出口、背中側に列車が入ります。写真を撮った位置の左後ろホーム脇(つまり列車の進行方向右側)で、指定券などが買えます。私達もそこで買っておきました(986NOK=¥13,899)。

当日は満席になる可能性が高いので早めに買っておいた方がいいと思う。ただし、日本で手配すると手数料が高くつくので、現地で買う方がお得。

 

7月18日 3日目

今日は、観光をしながら、フィヨルドの奥ソグンダルへ向かいます。


ベルゲン   → ミュルダル    :ノルウェー国鉄

ミュルダル  → フロム         :フロム鉄道

フロム    → ライカンゲル:高速船

ライカンゲル → ソグンダル    :路線バス

まずは、オスロ行きの特急で、ミュルダルまで。

シートもゆったりで乗り心地も良い。

世界の車窓から、みたいになってきた。

途中、ボス、という駅に停車。

なかなかオシャレ。

なお、スペルは"VOSS"なので"フォス"なのかも。

そして、フロム鉄道への乗り換え駅、ミュルダルに到着。

私たちの様にベルゲンから来た人、オスロへ向かう人が入り混じり、凄い人数。昨日、指定券を買っといてよかったぁ。

これが世界の鉄ちゃんのあこがれの的、フロム山岳鉄道。

標高差約800mを一気に下ります。指定席はないので、早いもん勝ち。

窓の外には3軒のかわいい家。

それぞれ個性があるけど、北欧らしい落ち着いた色使い。駅の職員の家かなぁ?

途中、ヒョースの滝、というところに停車。

5分程の間に、みんな出てきて記念写真を撮りまくってます。

それにしても凄い水しぶき。

だいぶ下ってきました。

川沿いの木の中に木造のスターブ教会(フロム教会)が見える。

フロム駅では、降りる人、乗る人が交錯して大混雑。

さすが、ハイシーズンのゴールデンルート。

こちらが駅舎で海抜2m。手前の水は海で、外海までは200km、東京‐静岡間の細長い海ということに(驚)

フィヨルドに映る空。

美しい。

海につながっているから、こんな大きな船も来ている。

向こう岸には、舟屋のような家が。

別荘かな?

ライカンゲル行きのチケットは船に乗るときに買える(262NOK=¥3,780/二人)。

そもそもはベルゲン行きの高速船。

早いから風も強い。甲板からは後ろしか見ていられない。

スピードが急に落ちました。

滝をみせてくれるためだった。この滝、落差は数百メートルだそう。海の深さは1000mくらい、そっちもすごい。

船はまたスピードを上げ、ライカンゲルへ向かいます。

ここがライカンゲルの船着き場。

降りたのは私達だけでした。

バスは建物の裏に待ってます。

行き先表示もわかりやすい。

実は、乗り継ぎが5分しかないので、心配してましたが、まったく問題なし。

ノルウェーの交通機関は、本数は多くないけど接続を取ってあるので、意外と便利。

ゴールデンルートを離れたとたん、人が少なくなりました。このバスは、私達2人で貸し切り

(^-^)。

それにしても減り過ぎじゃない?

車も少ないこの辺り。泊ってサイクリングなんかしたくなるような、、、。

ソグンダルのバスターミナルへは30分程で到着。

そこから、今夜のホテルが見えます。

実は、この辺り、google mapsのストリートビューで見ることができます。予め、日本で見ておきました。

ただ、ホテルの中の色使いはちょっと引く。

眠ってしまえば見えないからいいけど、、、。

街中を散歩していると、鎖に繋がれた石像が、、、。

説明書きには、この町をつくるのに尽力した人で、、、とか書いてあったけど、なんで鎖につながれてるの???

ホテルのバルコニーからの景色が良かったので、近くの店でテイクアウト(テイクアウェイと言ってね)のピザを買って晩御飯にしました。気兼ねない食事はいいな。

こちらはソグンダルの全景。

静かで落ち着いた町。

 

7月19日 4日目

時差ボケも取れたので、今日は、いよいよヨートゥンハイメン国立公園の入り口、イェンデスハイムまで移動。


ソグンダル →  バガーモ                :路線バス

バガーモ     →  イェンデスハイム:バス乗り継ぎ

バスターミナルでOtta行きを探し、といっても、乗り場がいくつもないのですぐ見つかる。

バスの運転手さんはイケメン。

チケットも売ってくれます(もちろんカードOK、636NOK=¥8,968/二人)。

山岳ルート、国道55号で一番有名な景色。

山上の湖の脇をうねりながら一直線に走る。

この国道はフィヨルド、湖、氷河を見ながらの山越えルート。すばらしい景色が続き飽きません(途中、ちょっと寝たけど、、、)。冬期は閉鎖になるので、この時期がオススメ。

バスを乗り継ぎ、14:10、イェンデスハイム小屋に着きました。

私達の部屋はこの建物の一階、窓のあるところです。

建物の入り口は、ノルウェー伝統の、草の生えた屋根。

部屋は二段ベッドの個室。

小さいテーブルや荷物整理用の棚もあって、なかなか便利。

夕食にはまだ時間があるので、小屋の周りを散歩。

ハクサンチドリの仲間

ブルーベリーの花

ルリシジミの仲間もたくさんいました。

これはたぶんコケモモ。

だいぶ登ってきました。

イェンデ湖の眺めがすばらしい。

この辺りにはトリカブトも咲いている。

さらに登ってきました。

日の光が湖を移動していきます。

ところで、山の上には氷河の忘れ物、丸い石(といっても直径20~30mはありそう)が転がっています。

小屋の食事はコース料理。日本の山小屋では想像もできない。

お皿もノルウェートレッキングアソシエーションのロゴ入りで統一。

これは、デザートのアイスクリーム。

明日登るベッセゲンリッジは、ちょうど日が沈むところ。

天気は良さそうだね。

明日はいよいよトレッキング。中編へ続きます。

 

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